PR
生活

ランタナを植えてはいけない理由!花言葉が怖い理由も一緒に解説

ランタナという植物を知っていますか?ピンクや黄色、赤などの小花が丸く集まって咲いている植物です。最近は公園や庭、空き地などでも見かける事がありますね。色鮮やかで目を惹く植物なのですが、ランタナは植えてはいけないと言われています。

ランタナはホームセンターなどでも気軽に購入する事ができますし、最近は自宅に植えている人も多いのですが、植えてしまってから悩んでいる人も少なくはありません。ランタナはどんな植物で、なぜ植えてはいけないのか。その理由と植える時の注意点、怖いと言われている花言葉についてもご紹介します。

ランタナを植えてはいけない理由

ランタナは色鮮やかな花を咲かせる期間が長く、暑さにも強いのでガーデニングで人気の植物です。しかし、植えてしまった後に後悔をする人も少なくありません。「ランタナを植えてはいけない!」という人もいるほどです。ランタナを植える前にデメリットを知っておくと良いでしょう。

繁殖力がとことん強い

ランタナを植えてはいけないと言われる理由として一番に言われるのが「繁殖力の強さ」です。世界の侵略的外来種ワースト100に選定されるほどで、生態系に悪影響を起こす恐れがあると言われています。枯れにくいうえに、こぼれ種でどんどん増えていくので、空き地や道路のアスファルトの隙間から生えてきてしまっている事も。

「庭に植えたら、どんどん増えてしまって駆除するのが大変だった。」という話も聞きます。マメに管理ができない場合は繁殖力のスピードに負けてしまうかもしれません。

毒が含まれている

ランタナの種(実)には、ランタニンと呼ばれる毒が含まれています。ランタニンを摂取すると、下痢や嘔吐の症状が引き起こされます。人間が死亡するほどの毒性はありませんが、外国では家畜が死亡する事故が報告されています。小さな子どもやペットがいる家庭では、誤って口にしないように注意が必要です。

低木化してトゲがあり手入れしにくい

購入した時は20cmくらいの小さな苗だったとしても、あっという間に大きくなります。冬越しをするたびに低木化していき、背丈が大きいもので2メートル位になる物も。大きくなったので、剪定をして小さくコンパクトにしようとするとトゲがあって大変です。

茎に小さなトゲがあり、葉もギザギザしているので、剪定をしている時に軍手をしていても刺さる時があります。また、ランタナのそばを通る時に、服が引っかかったり、腕がうっかり触れて痛い思いをすることがあります。庭からはみ出して通行人に迷惑をかける可能性もあるのです。

ランタナについて

ランタナは植えてはいけないと言われている植物ですが、どういう理由があるのでしょうか。まずはランタナがどのような植物なのかを知りましょう。可憐な見た目とは対照的な生態に驚くかもしれません。また、怖いと言われている花言葉についてもご紹介します。

ランタナの生態について

ランタナは和名で「七変化」という名前がついている植物です。クマツヅラ科の常緑低木で、熱帯地方原産の植物です。花の開花時期が5月から10月と長く、たくさんの花をつけます。暖かい地方では冬越しも可能で、だんだんと低木化していきます。耐暑性があり、夏場に頻繁に水やりをしなくても枯れません。花の色は白、赤、ピンク、オレンジ、黄、とバリエーションがあり、咲き進むにつれて一色だけではなく、グラデーションのような花の色が楽しめます。

樹高が30cm~2メートルほどになり、横に広がって育つタイプや上へ伸びていくタイプ、枝垂れていくタイプなど様々あります。とても強い植物なので、初心者でも育てやすいと言われています。

ランタナの花言葉が怖い?

ランタナを検索すると花言葉が怖いというワードがよく出てきます。色鮮やかで、可愛らしい花のランタナに怖いという印象はありません。どちらかというと明るいイメージを持つことでしょう。

ランタナの花言葉は、「厳格」「確かな計画」「協力」「合意」「心変わり」。あまり怖い意味合いの花言葉はありません。厳格に対して心変わりという花言葉は少し矛盾を感じます。春から秋まで花を絶えずに咲かせる様子が「厳格」。花の色が移り変わる様が「心変わり」という花言葉の由来となったそうなので、納得ですね。

ランタナを植えるのなら…おすすめの方法!

ランタナを植えてはいけないという理由を知ったけれど、それでもランタナを植えたい!という人もいるのではないでしょうか。花の少ない真夏にきれいな花を咲かせる貴重な植物です。工夫をして、きれいな庭づくりに役立てたいですね。ランタナをなるべく広がらせずに安全に育てる方法をご紹介します!

植木鉢で小さく育てる

ランタナを地植えせずに植木鉢で育てましょう。地植えしてしまうと、大きく成長しすぎてしまいます。どんどん広がっていく要因になりやすいので、植木鉢で小さく育てる事がおすすめです。処分する際もしやすいというメリットもあります。他の植物が侵食されない為にも、鉢植えにしておきましょう。

種を作らせない!出来たらすぐに処分!

ランタナはたくさんの種をどんどんつけます。それが落ちて発芽して…どんどん増殖していくのです。増やさないためには花がらをこまめに摘むようにしましょう。種を作らせない事が大切です。毒があるので、事故防止の為にも花がらは摘むといいですね。

そして、摘み忘れたものがあって種ができてしまったら、落ちる前に処分します。落ちてしまう前に取ってしまいましょう。実は誤って口にしないように処分してくださいね。

まとめ

ランタナは植えてはいけないといわれていますが、法律で禁止されている訳ではありません。繁殖力が強く、毒が種(実)に含まれること、トゲがあることがデメリットです。どうしても植えたい場合は植木鉢などで小さく育て、花がらをマメに摘むようにしましょう。もし種ができてしまった場合はすぐに処分をするようにしてくださいね。

花言葉は「厳格」「確かな計画」「協力」「合意」「心変わり」。怖い意味はありません。ランタナを見かけたら、可愛らしい花と花言葉を楽しんでみてくださいね。