できるだけ簡単に痩せたい!という願いは、ダイエットをしたい人のほとんどが抱いています。でも大変だからと諦めてしまう…そんなジレンマを抱えている人もいるのではないでしょうか?
そんな人でも、もし簡単に100%痩せることが可能な方法があるとしたら試してみたいですよね。実は日々の食事におけるいくつかのポイントをおさえれば、100%体重を落として痩せることができるのです。
この記事では、痩せるために役立つ食事の知識だけでなく、ダイエット中にやってはいけないことも紹介します。
もくじ
100%痩せるその前に…正しいダイエット方法の基礎知識
では、まずはダイエットに関する基礎知識を紹介します。100%痩せることが可能な食事法には必要な知識です。知識を味方につければ、きっとダイエットもうまくいくはずです。
太りにくい食べる順番がある
食事をするとき、あなたはどの料理から食べますか?実は食べる順番を変えると太りにくくなるのです。
一番最初に食べるべきなのは、野菜などの料理(スープ、サラダなど)です。これらを先に食べることにより、インスリンの上昇を抑えて脂肪の溜め込みを緩和できます。
また、生活習慣病の予防にも役立つので、ダイエットをしていなくても野菜から食べるようにしたいですね。
カロリー収支を把握
痩せるためには運動が必要です。でも、運動で消費するカロリーよりも摂取するカロリーが高いと意味がありません。カロリーが余分になれば結局身体に残ってしまいます。
また、運動でたくさんのカロリーを消費することを習慣づけると運動できないときに太ってしまいます。なので、運動は最低限に留めつつ、基本は食事量でカロリー収支を調整してください。
運動とタンパク質の摂取を心がける
なるべく運動するようにして食事方法を変えれば痩せることはできます。しかし、そこに高タンパクの食事をプラスすると落ちた脂肪が筋肉に変わります。
筋肉量が多くなると、基礎代謝が増え一日の消費カロリーが多くなります。なのでタンパク質は多めに摂るように心がけましょう。ただし、お肉を食べる場合は脂質少なめの赤身がおすすめです。
簡単にできる?100%痩せるダイエット方法は食事を考える事!
100%痩せるには食事方法を変えることが不可欠です。ダイエットのための献立となるとしっかり組み立てなくてはいけないイメージがつきまといがちですが、実はそんなことはありません。太りにくい身体を作る食事の基本を身につければ、自然と痩せていきます。
毎日の食事メニューを考え直す
もし毎日の食事が外食多めの場合は、まず自炊を心がけるようにしてください。自炊が難しい場合は出来合いでも構いませんが、カロリー調整はしっかりしましょう。
自炊にしたら、一日のカロリー摂取目標量に合わせて食事メニューを考えます。そして一食につき一品だけでなくなるべく品目を増やすようにしましょう。計算が面倒な場合はカロリー計算が可能なアプリを使って見るのがオススメです。
品目を増やせば、それだけ多数の食材を飽きにくく食べることができます。ダイエット中の食事は、まず飽きないようにするのが大事です。
基本は高タンパク・低糖質
一食に使う食材を考える時、「高タンパク・低糖質」を心がけましょう。太りやすい脂質も抑えたいですが、まずはタンパク質を多くし糖質を控えることが大事です。
例として、鶏むね肉や鶏ささみは高タンパクで低脂質の良い食材です。面倒な場合はサラダチキンでも構いません。ツナ缶も高タンパクですが、油は切りましょう。
低糖質を心がける場合は、一食の炭水化物の量を減らすだけで良いので簡単です。白米やパンなどを減らし、その分タンパク質と食物繊維を摂ると満腹感も得られます。
食物繊維をたっぷり
タンパク質に加え、100%痩せる食事方法には食物繊維を摂ることも必要です。食物繊維はインスリンの抑制効果のほかに、脂質・糖質の吸収を抑えてくれる効果もあります。
これらの気をつけるべきことをまとめると、「鶏むね肉などの高タンパクを取り入れる」「食物繊維を含んだものを食べる」「揚げ物を避けて白米を少し減らす」だけです。これだけで太りにくい食事方法に変えられます。
100%痩せるダイエット方法を効率良く! NG行動3つ
100%痩せる食事方法を紹介しましたが、ここではダイエット中のNG行動も紹介します。NG行動があるだけで、体重の落ち方も変わってしまいます。
NG行動①運動しない
どんなダイエット法でも、運動するのは避けて通れません。運動しないで痩せる方法は心身に大きな影響を及ぼすおそれがあります。
食事方法や内容を変えて、軽くでもいいので日常生活に運動を取り入れるようにしてください。
筋トレのような高負荷の運動ではなく、たくさん歩いたり、ストレッチやヨガをするだけでも大丈夫です。大事なのは継続できる負荷であることです。
NG行動②睡眠を取らない
どんなに忙しくても絶対に睡眠をとるようにしましょう。せっかく運動しても筋肉が作られません。
寝不足状態に陥ると、食欲増進ホルモンの「グレリン」が多く分泌されてしまいます。ダイエットも逆効果になるおそれがあるので、なるべく睡眠時間は摂るようにしてください。
NG行動③焦る
ある程度体重が落ちると、体重が落ちるペースがゆるやかになります。すると焦りが生まれます。でも焦ってはいけません。それはいわゆる「停滞期」です。
人間の身体は、体重が減り始めたり摂取カロリーが以前より減ると身体が飢餓状態だと勘違いし、省エネモードになります。そのため、体重が落ちにくくなります。
一定期間を越えると通常の状態に戻り、また体重が減っていくので決して焦らないようにしましょう。
【参考:「大阪本町メディカルクリニック「睡眠と肥満の関係性」」】
まとめ
100%痩せるダイエット方法はない、と言われますが、食事方法を見直して運動を習慣づけるだけで自然と体重は落ちていきます。大事なのは続けることと、身体のことを考えて食事を摂ることです。
「計算とか難しそう」と思うのであれば、カロリーや栄養管理のできるアプリを導入してみてください。自分ひとりだけでやるのではなく、パーソナルトレーナーに相談してみるのも手です。
まずは日々の食事を見直してみましょう。身体のことを考えて食事を組み立てるのを続けていると、必ず結果が出ます。ぜひ試してみてください。