ヘアドネーションって何か分かりますか?
言葉は聞いたことがあるけれど具体的な意味が分からないという方が多いと思います。
そんな方向けにヘアドネーションが本当に意味がないのかなど詳しく紹介します。
すでに詳しい方は改めて確認するつもりで読んでみて下さい。
まずは、ヘアドネーションが意味ないと言われる理由からみていきましょう。
もくじ
ヘアドネーションが意味ないと言われる理由
髪の毛の長さが足りない
ヘアドネーションで髪の毛を寄付するためには、30cm以上の長さが必要です。
上記の情報を知らないまま規定の長さ以下で髪の毛を切っても使われず廃棄される可能性が高いです。
ヘアドネーションについての知識があまりなく、切った自分の髪の毛の受け取りを断られたことで、ヘアドネーションへのイメージが悪くなってしまい、ヘアドネーションが意味ないと発信してしまう方が多いです。
ヘアドネーションの取扱店ではなかった
ヘアドネーションは、対応している美容室と対応していない美容室があります。
寄付をする髪の毛は、自分で切ることもできますが、美容室でプロに切ってもらうことで仕上がりがキレイになります。
ヘアドネーションを取り扱っていない美容室に寄付の相談をしたりすると断られたり、カットしてくれてもヘアドネーションの知識が無いため、カットしたあとの手続きは全て自分ですることになります。
ボランティア団体を信用できない
ヘアドネーションで髪の毛の寄付を求めているボランティア団体の中にはあまり良くない団体もあります。
集めた髪の毛を高く売ったり、買取業者へ回したりしている団体がいるため、ヘアドネーション自体に不信感を持っている方も多いです。
美容室は、髪の毛を寄付するボランティア団体に関して、しっかりと活動しているかどうかを確認していない
ことが多いので、寄付する時は、ボランティア団体についてもしっかりと調べて、納得した上で寄付することをおすすめします。
ヘアドネーションの基礎情報
髪の毛の切る位置は指定されていない
寄付をする髪の毛の位置は決められている訳ではありません。
そのため、自宅で自分で切った髪でも寄付することができます。
医療向けなどのウィッグを作る場合、ある程度の髪の長さが必要なので、かなり短く髪を切らなければいけません。
自分で髪を切って失敗してしまうと美容室に行って切ってもらえばよかったと後悔する可能性が高いです。
ある程度の長さを切ることになるので、綺麗に髪を切るためにも美容室で切ってもらうと良いです
また、美容室で切ってもらう場合は、事前に切った髪を寄付したいことを伝えておくとスムーズに話が進みます。
先に髪を寄付することを伝えておけば、ウィッグに使えるように髪を切ってもらえたり、美容室によってはヘアドネーションに協力していたり、お店の方で団体に髪を送ってもらえたりすることもできます。
長さが必要
ウィッグを作るためには、ある程度の長さの髪が必要です。
ヘアドネーションでは31cm以上から受け付けていることがほとんどで、もし、寄付した髪が31cm以下の場合、ウィッグにすることはできず、廃棄や返送などされてしまいます。
31cmもバッサリと髪を切ったのに無駄になったと後悔する可能性が高いです。
髪の毛の寄付先
日本でヘアドネーションの活動を行っている団体はたくさんありますが、Japan Hair Donation & Charity、NPO法人HERO、つな髪などがあります。
ヘアドネーションの活動に協力したい場合は、上記の団体に送ることが多いです。
団体によって送り方や髪の条件などが違うので、よく確認すると良いです。
また、送り先の間違いにも注意する必要があります。
美容室によっては、自分で髪を送らなくても、お店が送ってくれるので、便利です。
ヘアドネーションの活動には、髪だけでなく資金も必要で、活動に関して、国からの支援は十分ではなく、資金不足です。
そのため、髪ではなくお金の寄付もできます。
お金を寄付する場合も髪と同じく条件をよく確認して、送り先や送り方を事前に調べましょう。
郵送方法
美容室で切ってもらった場合は、ゴムなどで髪の毛がまとめられてるので、レターパックや宅配便を利用して送ると良いです。
美容室によっては送料を負担しておくってくれるところもあります。
まとめ
今回は、ヘアドネーションについて詳しく紹介しました。
ヘアドネーションについて知りたかった方は参考になる内容が多かったのではないでしょうか。
ヘアドネーション関連の団体によっては、受け取る条件があり、それを満たしていないと受け取ってもらえません。
事前に条件など確認しておくことで送った髪が無駄にならずに済みますので必ず確認すると良いです。
紹介した内容を参考にしてヘアドネーションに関する知識を深めて下さい。
自分の髪の毛を寄付することで笑顔になる方がいるので試してみることをおすすめします。