最近では大手のスーパーやホームセンター、サイクルショップで不要になった自転車の引き取りをしています。できれば、「処分にかかる費用が抑えられる」「処分の方法が簡単」なところを選びたいですよね。
今回は、自転車の処分をサイクルベースあさひで依頼する方法や金額・メリットを解説したいと思います。他社との引き取り料金の比較もぜひご参考くださいね。もう乗らなくなった自転車を粗大ごみとして廃棄したり、他の人に譲る場合にはいくつかの注意点もありますよ。
もくじ
自転車の処分をあさひでお願いするといくらかかるの?
サイクルベースあさひで依頼するさい、不要になった自転車だけを処分する場合と、新しく購入する場合とで引き取り金額が異なります。また、他社との金額の比較もみてみましょう。
不要になった自転車だけ処分する場合
処分したい自転車のみであれば、税込み1,100円で引き取ってもらえます。ただし、店頭までは自分で運ぶ必要があるので、車に積むなど移動手段を考えておかなければいけません。あさひは全国で500店舗を展開していますので、いちど最寄りの店舗を確認してみましょう。
あさひで自転車を新しく購入する場合
自転車が修理できないほど壊れてしまったり、子ども用の自転車がサイズオーバーしてしまった場合には、新しく買い替えることが多いですよね。この場合、サイクルベースあさひで購入すれば、古い自転車を税込み550円で引き取ってもらえますよ。処分する自転車は他メーカーのものでも問題ありません。
他社と比べてあさひの引き取り金額は安い
イオンとカインズ、カーマでも不要となった自転車の引き取りサービスをおこなっています。あさひの引き取り料金と比較していきましょう。
・イオン:
不要自転車のみの引き取りサービスはなく、1台購入すれば1台分を無料で引き取りしてもらえます。2台目以降の引き取りは不可。また、店頭持ち込みのみ対応。
・カインズ:
購入した店舗に持ち込めば無料で引き取りしてもらえます。ただし、購入時のレシートを持っていく必要があります。
・カーマ:
1台購入につき不要自転車1台を無料で引き取っています。店頭持ち込みのみ対応。
自転車の処分をあさひでおこなう3つのメリット
あさひ以外の多くの店舗では1台購入につき不要自転車を1台無料で引き取ってくれるようです。でも、自転車の処分をあさひにお願いするメリットもありますよ。
防犯登録を抹消する手間が省ける
購入時の防犯登録番号は、警視庁のデータに10年間登録されることになっています。盗難にあったときに持ち主に戻ってくる可能性が高くなるものですが、処分のさいには抹消しなければいけません。
自転車本体と身分証、防犯登録カードをもって、最寄りの交番や警察署、自転車防犯登録取扱所で手続きします。自転車の処分をあさひでおこなうと、防犯登録を抹消してもらえます。
軽トラックの無料貸出サービスがある
最近では自転車をネットで購入して、自宅までの配送サービスを利用することができます。でも、残念ながらあさひを含め、イオンやカインズなどでも配送と同時に古い自転車の引き取りをしているところはありません。
でも、あさひでは不要自転車を店舗に持ち込むために、軽トラックの無料貸出サービスがあります。トラックの空き情報は最寄りの店舗で確認できますよ。
買取サービスに対応している自転車もある
サイクルベースあさひでは、自転車買取専門サービスを実施しています。あさひで購入した自転車でなくても、店舗に持ち込めば査定をしてもらえます。
ただし、スポーツサイクルと電動アシスト自転車、キッズ自転車に限られています。気になる人はネットで、メーカーやモデル、年式を入力して簡単査定もできますよ。
自転車の処分を自分でおこなう方法と金額の目安
ここでは、自転車の処分を自分でおこなう方法や金額をみていきましょう。のちのちトラブルにならないために、防犯登録の抹消手続きを必ずしてくださいね。
自治体の粗大ゴミとして処理する
不要自転車は粗大ごみとして出すことができます。自治体によって料金が異なりますが、500円〜1000円が相場です。粗大ごみ回収日に合わせて、あらかじめ電話やインターネットで申し込みが必要です。有料ゴミ処理券をコンビニで購入して自転車に貼っておきます。回収日までに時間がかかることがあります。
廃品回収業者を利用する
回収業者を利用すると、自宅まで引き取りにきてもらえることがメリットです。しかし、業者によって料金はまちまちで、なかには高額な費用を請求されることもあるようです。また、 適切に処理をしてもらうためにも一般廃棄物収集運搬許可がある業者か確認しましょう。自治体のなかにはHPで業者一覧をみることができますよ。
ジモティーなど他の人に譲ってリサイクルする
まだ乗れる自転車を人に譲りたい、リサイクルしたい人も多いですよね。最寄りのリサイクルショップに買い取ってもらうこともできますし、お住まいの地域でもらってくれる人を探すならジモティーがおすすめです。そのさい、登録カードとセットで引き渡しましょう。新しい持ち主が新しく登録するさいに必要になります。
まとめ
自転車の処分をあさひでお願いすると、不要自転車のみなら1,100円、新しく購入したとしても550円かかります。他店と比べると高いなと感じてしまいますが、メリットもあります。
防犯登録抹消の手間が省けることや、不要自転車を運ぶ軽トラックを無料で借りれることです。さらに、自転車によっては買い取りサービスの対象にもなります。電動アシスト自転車は需要が高いので、査定金額アップも期待できますよ。
自分で自転車を処分するさいは、防犯登録の抹消手続きを忘れずに。また、人に譲渡するさいは登録カードも一緒に引き渡しましょう。