「今から友達とご飯なのに全然お腹が空かない・・・」
「食べ放題に行くからできるだけお腹を空かておきたい!」
こんな風に考えたことはありませんか?
頻繁に起こることではないものの、いざ食事の予定が迫ってきてお腹が減ってないとなると焦ってしまいますよね。
そこでこの記事では、すぐにお腹を空かせる方法をご紹介します。
すぐに試すことができる方法もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
すぐにお腹をすかせる方法
では早速、すぐにお腹を空かせる方法を見ていきましょう。
お腹を空かせるカギは、「いかに糖を使うか」にあります。
おすすめのお腹を空かせる方法
勉強や仕事など、脳を使う行動に必要なエネルギーが糖です。
運動など身体を使う場合は糖だけではなく脂肪をエネルギーにかえることもありますが、脳を使う行動の場合は糖だけがエネルギー源なんです。
つまり、難しい本を読んだり何かを勉強したりするのが効果的。
これに後からご紹介するお腹を空かせるための運動を組み合わせれば、効率よくお腹を空かせることができるでしょう。
運動は何かをしながらでもこなせる「踏み台昇降」や「サイクリングマシン」などがおすすめです。
短時間でお腹を空かせる方法
手っ取り早くお腹を空かせたい場合におすすめなのは、自分の好物や美味しそうな食べ物を見たり、においを嗅いだりすることです。
これに加え、調理しているときの音や食べる時の音など、耳からも情報を取り入れることでより食欲を刺激することができます。
特にカレーなどのスパイシーな香りは食欲を刺激する効果が高いと言われています。
筋トレでお腹をすかせる方法
お腹を空かせる方法で真っ先に思いつくのが「運動」ではないでしょうか。
その中でも負荷の強い筋トレなどは効果が高そうですが、実は筋トレなどの無酸素う運動は逆効果なんです。
効果があるのはウォーキングや縄跳びなどの有酸素運動。
内容はなんでもOKですが、運動の負荷が大きければ大きいほど多くの糖を使うことができます。
そのためウォーキングではなくジョギングを実践してみるなど、可能な範囲で負荷を高めましょう。
ツボ押しでお腹をすかせる方法
私たち人間の体には無数のツボがありさまざまな効果をもたらしてくれますが、その中のひとつに「お腹が空くツボ」も存在します。
ツボ押しはすぐに実践することができるので、運動をする時間がない方などはぜひ試してみてください。
中脘(ちゅうかん)
場所:みぞおちとおへそを結んだ線の中央にあります。(もしくはおへそから指4本分上に行ったところ)
効果:消化促進、脂肪燃焼、お腹の張り解消など
合谷(ごうこく)
場所:人差し指と親指の骨が交差した場所から上に押していき、痛みを感じるところが合谷です。
効果:胃の調子を整える、頭痛改善、目の疲れ改善など
陽谿(ようけい)
場所:手のひらを広げて親指をピンと張り、親指から手首に向かって下ると親指の付け根にくぼみがあります。
効果:消化促進、腕の痛みなど
薬でお腹をすかせる方法
消化を促進する薬を飲むと、手早くお腹を空かせることができます。
ただし多くの場合このような消化促進薬の本来の使用意図は「胃のもたれやむかつきを解消する」ことにあるので、過度な使用は控えるのが吉。
どうしてもという時以外は、薬以外の方法に頼りましょう。
また、太田胃散などの市販薬のほかに漢方薬から消化促進をサポートする商品も販売されています。
お腹を空かせたくなるケース
冒頭でもご紹介しましたが、お腹を空かせたくなるケースについてご紹介します。
なかなか稀有な例ではあるものの、誰もに起こり得るケースでもありますよ。
食事の予定がある
いつも通りの食生活でも、「なんだか今日はお腹が減らないなぁ」なんてときはありますよね。
また、仕事などの関係で昼食をとる時間が遅かったことで、夕食の時間になってもお腹が空いてないということも。
なにも予定がない日であれば、夕食の時間を遅らせたり夕食の量を減らしたりすれば問題はありませんが、友人と外食に行く・お家での食事会に呼ばれているなどの場合はそうもいきません。
特に外食で相手がお店を選んでくれた場合や、お呼ばれの食事会であまり食が進んでいないと、「選んだお店が悪かったのかな」「美味しくないのかな」なんて心配させてしまう恐れもあります。
食べ放題のお店に行く
2時間2,980円など、時間制限付きの食べ放題に行くとき、「なるべくたくさん食べたい」「元を取りたい」と思う人も多いのではないでしょうか。
そんなとき、直前になっても全然食べれる気配がない・・・なんてことになるととても残念な気持ちになってしまいますよね。
食べ放題は一般的に通常メニューよりも金額が高く設定されているので、普通の食事レベルで済んでしまうとなんだか損をした気分になってしまうでしょう。
お腹が空く原理
そもそもお腹が空くと感じるのはなぜなのでしょうか。
原理を理解しておけば、お腹を空かせたいときに役立つかもしれません。
お腹が減る理由は「血糖」の低下、すなわち「血糖不足の状態(低血糖)」だったのですね。この血糖とは、私たちが生きていくうえで必要なエネルギーの一つです。このエネルギーの残量が少なくなってくると飢餓中枢が働くので”お腹が空いた”と感じるわけなんですね。
ただし、血糖不足でお腹が減ったと感じる他にも、胃の中が空っぽになり胃の内圧が下がることで”お腹が空いた”と感じてしまう事も(空胃感)あるのです。
①血糖値の低下
私たち人間は、血中に流れるブドウ糖をエネルギーとして利用しています。
このブドウ糖が少なくなった状態が血糖値の低下です。
血糖値が低下すると「エネルギー不足」と判断し、脳の「飢餓中枢」に信号を送ります。
飢餓中枢に信号が届くとエネルギー不足を感知し、「唾液をだす」「胃を動かす」などの反応と連動して「お腹が空いた」と認識するという仕組みになっています。
②空胃感
空腹を感じる根本的な原因は血糖値の低下ですが、実は血糖値が低下していなくてもお腹が空いたと感じる「空胃感」というものがあります。
一般的に、食後2~3時間程度で胃の中は空になります。
胃の中が空になると胃の中の内圧が下がり、飢餓状態と錯覚してしまうのです。
お腹が空くメリットとデメリット
お腹が空いたことで起こり得るメリットやデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
まずメリットについて。
お腹が空くことでアンチエイジング効果を得ることができます。
空腹になると「サーチュイン遺伝子」が働き、細胞中のミトコンドリアを活性化させてくれます。
ミトコンドリアが減少すると老化に繋がるといわれているので、ミトコンドリアを活性化することによってしわやシミ、お肌のターンオーバーなどを促進させてくれます。
また、お腹が空いた状態を続けると単純にダイエット効果もあります。
空腹=血糖値が低下している状態なので、この状態で空腹状態を続けたり、運動をしたりすると、普段よりも脂肪燃焼効果が高くなります。
そのため、ダイエット中に運動をする際は「満腹」時よりも「空腹」時の方が効率的です。
しかし、空腹状態を長く続けてしまうと、逆に脂肪を吸収しやすい状態になる可能性もあります。
これを防ぎつつメリットの効果を得るためには、ガムや水分などから適度に糖を摂取し、血糖値が低下しすぎないようにしましょう。
まとめ
お腹を空かせたくなるケースはなかなかレアではあるものの、ある日突然起こっても不思議ではありません。
もし「お腹を空かせたい!」と思ったら、この記事でご紹介した方法を実践してみてくださいね。