双眼鏡はいまや様々なメーカーが出していて、選ぶのも一苦労だと思います。残念ながら、せっかく買っても使い勝手が悪い双眼鏡が存在するのは事実です。
買ってはいけない双眼鏡を見分け、便利な機能のついたものを選びましょう。また、メーカー毎に特徴があり、選ぶ時大変…という人は買う前に気をつけるべきポイントを押さえておくことをおすすめします。
ぜひ、納得のいく双眼鏡を手にいれてください。ライブやコンサート、バードウォッチングなどに重宝しますよ！
もくじ
買ってはいけない双眼鏡に注意！見分けるための３つのポイント
買ってはいけない双眼鏡には、それぞれ特徴があります。なのでポイントさえ押さえておけば自分の使い勝手のいい双眼鏡を手にいれることが出来ます。本当は要らない機能も含めて覚えておきましょう！
双眼鏡は種類が豊富なので選び方に注意
双眼鏡の中には、さまざまな機能がついているものがありますが、全てが自分に合うとは限りません。自分では使わない機能がついていたり、その機能がついていることで使いにくくなってしまう場合があります。例えば、高倍率のものを買っても、高倍率すぎても使いにくい可能性があります。
100均でも売られていて、ピンからキリまであるので自分の納得のいく双眼鏡を手に入れましょう。
いい双眼鏡と見分けるための３つのポイント
双眼鏡の中には、買ってはいけない双眼鏡が存在します。見分けるためのポイントを押さえておきましょう。
・倍率が高すぎる
・ズーム機能がついている
・値段が安すぎる商品
中には、倍率が最大100倍のものが売っています。そこまでいくと手で持って見ることができないくらい手振れが気になるので、5〜10倍くらいを目安に購入するといいでしょう。三脚で固定しても20倍が限界と言われています。
また、値段の違いは基本的に機能の違いですが、必ずしも高いものがいいものではないのが双眼鏡です。相応の値段のものを、試してから買うことをおすすめします。
初心者必見!買ってはいけない双眼鏡のメーカーとは？
有名メーカーでも、買ってはいけない双眼鏡は存在します。ネームバリューに騙されず、機能で選びましょう。また、初心者におすすめできないと言われているケンコーの実態や最近の中国製について知っておくと双眼鏡を買うときに参考になります。
ケンコーを初心者におすすめしない理由
ケンコーは高倍率のものが多く出ています。高倍率と聞くと、遠くのものが見られるのでいいと思いがちですが、その分手振れがひどくなります。初心者だと8倍くらいのものを目安に購入するといいでしょう。
しかし、ケンコーは値段の安いものも多く手を出しやすい双眼鏡メーカーです。初心者でも高倍率のものを選びたい場合は手振れ防止機能がついているものを選びましょう。
【参考：Kenko Tokina「双眼鏡」】
ニコンのズーム双眼鏡を買う前に
国産メーカーであるニコンは評判もよく、人気のメーカーとなっています。ですが、ズーム機能のついたものは買う前によく検討してください。
ビデオカメラや、スマフォのカメラに搭載されているので双眼鏡にもあった方がいいと思うかもしれませんが、実際は、暗くて小さな視野になるため注意が必要です。
中国製って実際どうなの？
あまり気づかないかも知れませんが、定価2万円以下の双眼鏡は日本メーカーが出しているものでも、中国製が増えてきています。日本で作るより安く生産できるからです。中国製の中には、粗悪なものもありますが、品質自体は上がってきています。
ですが、見分けるのが難しいのもまた事実です。心配な人は日本製のものを選ぶといいでしょう。
双眼鏡を買う前に!あると便利な機能を知っておこう!
双眼鏡を買う時のポイントとして、機能で選ぶことがあげられます。用途にあったものを買わないと、後で後悔することも。機能がたくさんついたものは基本的に高いですが、その分、満足度も大きいです！買ってはいけない双眼鏡をうまく回避し、納得のいくものを手にいれましょう。
光の反射を抑えるマルチコート
双眼鏡にはレンズコートが施されています。簡単に言うと明るさの向上や鮮明さを得ることを目的とした加工だと思ってください。コーティングされていない双眼鏡だと、ライブ会場の激しい光の中では、霧がかかったように見えてしまいます。
レンズコートには種類があり、以下の順番で明るい見え方のコーティングになります。
・マゼンタコート
・マルチコート
・フルマルチコート
屋外使用に便利な防水仕様
屋外のライブやバードウォッチングの際に、防水機能は必須の機能です。双眼鏡の内部に雨などで水が入り込んでしまうと、レンズが曇ったり、カビが発生してしまうからです。
簡単に拭けるような構造の双眼鏡はそうそうないので、最初から防水機能のついた双眼鏡を買っておくことをおすすめします。
防水機能のある双眼鏡は、内部に窒素ガスを充填させている状態になっています。ものにもよりますが、防水機能は大体10年ぐらい維持できる構造です。
バードウォッチングに最適な手振れ補正
倍率が高いほど、手振れがしやすいと言われています。バードウォッチングの際に、手振れをしていると酔ってしまうので、手振れ補正機能は初心者には特に必要でしょう。
通常、手振れ補正機能はスイッチを入れることで使うことができます。押している間だけ手振れを抑えてくれるもの、一度押せば、オフにするまで続くものがあります。用途に合わせて選びましょう。
まとめ
双眼鏡を選ぶポイントさえ押さえておけば、買ってはいけない双眼鏡を買ってしまうことはないでしょう。自分の納得のいく双眼鏡を手に入れるには、ネットで買うより実際に試せるお店で購入することをおすすめします。
また、いい双眼鏡は機能もたくさんあり、何が必要かわからなくなることもあるでしょう。そんな時は、双眼鏡で自分は何をしたいか用途に合わせて購入するといいですね。お財布との相談も忘れずに！
